Home >

news Help

Publication Information


Title
Japanese:実時間システム向けの文脈指向DSL 
English: 
Author
Japanese: 中村遼太郎, 渡部卓雄.  
English: Ryotaro Nakamura, Takuo Watanabe.  
Language Japanese 
Journal/Book name
Japanese:情報処理学会研究報告 
English: 
Volume, Number, Page Vol. 2013-SE-179    No. 31    pp. 1-8
Published date Mar. 11, 2013 
Publisher
Japanese: 
English: 
Conference name
Japanese:情報処理学会 ソフトウェア工学研究会 
English: 
Conference site
Japanese:東京都千代田区 
English: 
Official URL http://ci.nii.ac.jp/naid/110009550834
 
Abstract 本研究の目的は適応的実時間システムのためのドメイン固有言語 (DSL) の提案である.組込みシステム等に要求される性質である適応性と実時間性はいずれも横断的関心事であり,プログラムを複雑化する要因となる.適応的な振舞は実行時の環境を表す情報 (文脈) に依存する動作として記述できる.そしてそのような記述のモジュール化を促進する手法として文脈指向プログラミング (COP) が提案されている.我々は,時刻および時区間を文脈とみなすことで,COP の考え方が適応的実時間システムに有効であることを示している.従来,COP を支援する機構は言語処理系を拡張して導入されることが一般的であったが,本研究ではプログラミング言語 Scala の諸機能を用いて COP のための内部 DSL を実現することで,言語処理系を拡張することなく適応的実時間システムのモジュラーな記述が可能になることを示す.

©2007 Tokyo Institute of Technology All rights reserved.