企業情報システム統合化フレームワークとしての「EIIメタモデル」の提案

南波幸雄; 飯島淳一

論文・著書情報

タイトル

和文:	企業情報システム統合化フレームワークとしての「EIIメタモデル」の提案
英文:	Proposal of EII Meta-model as Integrated Framework for Enterprise Information Systems

著者

和文:	南波幸雄, 飯島淳一.
英文:	南波幸雄, JUNICHI IIJIMA.

言語

Japanese

掲載誌/書名

和文:	経営情報学会誌
英文:	Journal of the Japan Society for Management Information

巻, 号, ページ

Vol. 12 No. 1 pp. 15-32

出版年月

2003年6月

出版者

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会議名称

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開催地

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公式リンク

http://ci.nii.ac.jp/naid/110002914427/

アブストラクト

複雑化した企業システムを,「都市計画」概念を適用して再構築する試みは,いくつか提案されている。しかし,商用パッケージなどの活用が中心の最近のIT環境を考えると,都市計画アプローチの第一歩として、統合情報インフラのフレームワークを策定することから始めるのが有効である。本論文では,eビジネスシステムの情報インフラ要件を考察し,都市計画の観点で,企業情報システムの全体最適を目指す情報インフラの統合化フレームワーク,「EIIメタモデル」を提案する。EIIメタモデルは,統合インフラマップ,サービスフレームワークおよびITシナリオから構成される。統合インフラマップは,適用するITの選定と実装のプロセスに保守・運用の機能を組み合わせた構成図であり,サービスフレームワークは,サービスレベルを決定し,評価する仕組み,さらにITシナリオは,ビジネスおよびIT環境の変化に適合した統合インフラマップ維持するための移行シナリオである。最後に,ビジネス環境の変化のスピードが速く、適用技術の進歩が早い、オンライン証券システムを実装例として検証し、EIIメクモデルの適応性と有用性を示す。

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