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タイトル
和文:考古学におけるネットワーク・コンピューティング:「旧人・新人交替劇」遺跡データベースの取り組み 
英文:Network computing for archaeology: a case study of the “Replacement of Neanderthals by Modern Humans” lithic industry database project 
著者
和文: 近藤康久, 門脇誠二, 西秋良宏.  
英文: Yasuhisa Kondo, Seiji Kadowaki, Yoshihiro Nishiaki.  
言語 Japanese 
掲載誌/書名
和文:情報処理学会シンポジウムシリーズ 
英文: 
巻, 号, ページ 2010    No. 15    pp. 173-180
出版年月 2010年12月11日 
出版者
和文: 
英文: 
会議名称
和文:じんもんこん2010 
英文: 
開催地
和文:東京 
英文: 
ファイル
公式リンク http://www.jinmoncom.jp/sympo2010/
 
アブストラクト 昨今のコンピュータ環境は,プロセッサ,ストレージ,ネットワーク通信装置などのハードウェアと,データベース,地理情報システム(GIS),Web APIテクノロジといったソフトウェアの両方で技術革新が進み,大規模なデータマイニングや多角的な時空間分析が可能になった.これらの革新は,考古学の調査研究技術を発展させるばかりでなく,考古学の思考様式そのものを変えつつある.例えば,リレーショナルデータベース指向のデータ処理により,考古学が研究対象として取り扱う地物(遺跡・遺構・遺物)の属性情報が正規化・定量化される.また,図書館系の文献書誌情報システムと博物館系列品管理システムないし考古遺跡情報システムを統合して,双方のデータを横断的に検索し再構成することが可能になった.さらに,ネットワーク・コンピューティングの実現により,遠隔地の研究者が恊働して,データベースやナレッジベースをこれまでより短期間で構築し共有できるようになった.本稿では,このような2010年代の高拡張性・ネットワーク型考古データベースの実装例として,「旧人・新人交替劇」関連遺跡データベース(Neander DB)の事例を紹介する.

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