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論文・著書情報


タイトル
和文:並列ステンシル計算における通信の自動最適化に向けた性能モデルの評価 
英文:Performance Model for Automatic Optimization of Communication in Data-parallel Stencil Computations 
著者
和文: 河村知輝, 丸山直也, 松岡聡.  
英文: Tomoki Kawamura, Naoya Maruyama, Satoshi Matsuoka.  
言語 Japanese 
掲載誌/書名
和文:情報処理学会研究報告 
英文: 
巻, 号, ページ Vol. 2012-HPC-135    No. 32    pp. 1--8
出版年月 2012年8月1日 
出版者
和文:情報処理学会 
英文:Information Processing Society of Japan 
会議名称
和文:並列/分散/協調処理に関するサマー・ワークショップ 
英文:Summer United Workshops on Parallel, Distributed and Cooperative Processing 
開催地
和文:鳥取県鳥取市 
英文:Tottori 
アブストラクト ステンシル計算を分散メモリ環境で並列化する場合には袖領域通信を行う必要がある.袖領域通信 にかかるレイテンシを抑える方法としてテンポラルブロッキングと呼ばれる手法があるが,この手法には 計算回数のパラメータが存在するため,最適な計算回数を求める必要が出てくる.本論文ではまずテンポ ラルブロッキングの効果を検証するために 7 点ステンシルと姫野ベンチマークを対象に最適化を行った結 果,最大 21%の性能向上を確認した.さらに,最良計算回数を導出するための性能モデルを構築し,評価 を行った.その結果,最適解を導出するためにはステンシル計算の計算量に応じて必要とする精度が異な ることを確認した.

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