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論文・著書情報


タイトル
和文:GPUアクセラレータと不揮発性メモリを考慮したI/O性能の予備評価 
英文:Preliminary I/O Performance Evaluation on GPU Accelerator and External Memory 
著者
和文: 白幡 晃一, 佐藤 仁, 松岡 聡.  
英文: Koichi Shirahata, Hitoshi Sato, Satoshi Matsuoka.  
言語 Japanese 
掲載誌/書名
和文:情報処理学会研究報告2013-HPC-141 
英文: 
巻, 号, ページ     No. 1    pp. 1-9
出版年月 2013年9月30日 
出版者
和文: 
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会議名称
和文:第141回ハイパフォーマンスコンピューティング研究発表会 
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開催地
和文:那覇市 
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公式リンク http://www.ipsj.or.jp/kenkyukai/event/hpc141.html
 
DOI http://ci.nii.ac.jp/naid/110009606422
アブストラクト ペタ〜ヨッタバイト級の大規模データを処理する需要が高まっており,近年のスーパーコンピュータには GPU や Xeon Phi などのメニーコアアクセラレータに加え,フラッシュメモリなどの不揮発性メモリも搭載されつつある.不揮発性メモリの中でも,複数枚の mini SATA SSD (mSATA SSD) を組み合わせて使用することにより,従来の SSD や PCI-E 接続型のフラッシュメモリに比べ大容量かつ高バンド幅,高 IOPS を実現できる可能性がある.しかし,複数枚の mSATA SSD とメニーコアアクセラレータを考慮した場合に I/O 性能を引き出す方法は明らかではない.I/O ベンチマークソフトウェアやデバイスメモリ容量を超える問題サイズのベンチマークアプリケーションを用いて,複数枚の mSATA SSD から GPU デバイスメモリへの I/O の方法を比較検討した.16 枚の mSATA SSD によるシーケンシャル I/O 性能において,Read バンド幅 7.69GB/s,Write バンド幅 3.75GB/s となることを確認した.また複数枚の mSATA SSD と GPU を用いた行列ベクトル積アプリケーションにおいて,RAID0 を組みストライプサイズを 1MB と設定することにより,8 枚の mSATA SSD から GPU へ 3.06GB/s のスループットで転送されることを確認し,Pinned メモリの使用や転送粒度も性能に大きく影響を与えることを確認した.

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