Home >

news ヘルプ

論文・著書情報


タイトル
和文:大規模へテロスーパーコンピュータ向けデータ並列処理フレームワークの設計と実装 
英文: 
著者
和文: 佐藤仁, 白幡晃一, 松岡聡.  
英文: Hitoshi Sato, Koichi Shirahata, SATOSHI MATSUOKA.  
言語 Japanese 
掲載誌/書名
和文:情報処理学会研究報告2013-HPC-138 
英文: 
巻, 号, ページ     No. 24    pp. 1-7
出版年月 2013年2月21日 
出版者
和文: 
英文: 
会議名称
和文:第138回ハイパフォーマンスコンピューティング研究発表会, 
英文: 
開催地
和文:福井県あわら市温泉3丁目 
英文: 
公式リンク http://www.ipsj.or.jp/kenkyukai/event/hpc138.html
 
DOI http://ci.nii.ac.jp/naid/110009536449
アブストラクト 我々は,現在,数千〜数万のアクセラレータを搭載したスパコン上でのスケーラブルなデータ並列処理を目指したソフトウェア基盤として Hamar(Highly Accelerated MapReduce) の開発を進めている.本稿では,その初期設計と実装について述べ,アプリケーションとして,MapReduce に基づいた汎用グラフ処理モデルである GIM-V へ適用した事例を述べる.適用した結果,Hamar では,Map,Reduce 処理は CUDA 及び OpenMP で柔軟に記述できることを確認した.また,予備実験として,両実装を 1 台の GPU が搭載された単一計算ノード上で動作させたところ,Map 処理は平均して CUDA 版が OpenMP 版と比較して平均 1.2 倍の性能向上を示し,Reduce 処理は 10 倍以上の性能低下を示した.この構成は,単一計算ノードに GPU 1 台が接続された環境であり,CUDA 版の実装では不利な条件での結果であったものの,更なる大規模計算環境への適用や,性能最適化,自動タスクスケジューリングなどの課題が明らかになった.

©2007 Institute of Science Tokyo All rights reserved.