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論文・著書情報


タイトル
和文:複雑適応系と組織行動-人工知能から人口知能へ 
英文: 
著者
和文: 寺野隆雄.  
英文: Takao Terano.  
言語 Japanese 
掲載誌/書名
和文: 
英文: 
巻, 号, ページ Vol. 103    No. 244    pp. 31-36
出版年月 2003年8月 
出版者
和文: 
英文: 
会議名称
和文:電子情報通信学会技術研究報告 
英文: 
開催地
和文: 
英文: 
アブストラクト コンピュータ技術の進歩によって,シミュレーション研究を通じて社会・経済システムを分析することが可能になった.その中でも,エージェントベースモデリングは有望である.これらを含む計算社会科学(Computational Social Sciences)は,従来の社会科学研究を,計算機シミュレーションによって,操作的であり,伝達可能であり,かつ実験的なものに変革する可能性をもつようになった.本論文では社会・経済・組織科学分野における複雑適応系に対するエージェントベースアプローチの現状について考察する.このアプローチは,個別の内部モデルをもつソフトウェアエージェント;与えられた環境内でのエージェントのインタラクション;個々のエージェントのふるまいと社会現象との間のミクロ・マクロリンクによって特徴付けられる.エージェントに基づくシミュレーションを使用して,我々は,他のアプローチでは分析が難しい現実世界の複雑な現象を理解することが可能になる.この論文では,この分野の代表的な文献を参照しながら;我々の最近の研究を紹介することで,エージェントモデリングの手法の特性を伝統的な手法と対比させることを目的とする.

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