エージェントシミュレーションによる共同分配規範モデル

倉橋節也; 寺野隆雄

論文・著書情報

タイトル

和文:	エージェントシミュレーションによる共同分配規範モデル
英文:

著者

和文:	倉橋節也, 寺野隆雄.
英文:	Setsuya Kurahashi, Takao Terano.

言語

Japanese

掲載誌/書名

和文:
英文:

巻, 号, ページ

pp. 241-248

出版年月

2000年11月

出版者

和文:
英文:

会議名称

和文:	電子情報通信学会「ソフトウェアエージェントとその応用特集」ワークショップ(SAA2000)
英文:

開催地

和文:	指宿いわさきホテル
英文:

公式リンク

http://www.shiratori.riec.tohoku.ac.jp/conf/saa2000/index-j.html

アブストラクト

本論文では, コミュニティの共同分配規範が情報社会の中でどのように機能するのかを, 人工社会に対するエージェントシミュレーションによって分析する. 我々のシミュレータTRURLは, 意思決定とコミュニケーションの機能を備えた個性をもつエージェント群から構成されており, 更に遺伝的アルゴリズムによる社会進化機能と解探索機能とを備えている。従来, 共同分配規範の創発と機能については, 社会心理学の分野で進化ゲームを用いたシミュレーションの研究がなされており, 規範の崩壊と維持という興味深い事象が報告されている. 本論文の分析によると情報財を対象とするネットニュース社会においてはフリーライダーの発生は規範の崩壊を招かないという結論が得られた.

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