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論文・著書情報


タイトル
和文:イベントによる海岸の利活用に関する研究 - 千葉県沿岸市町村を事例として- 
英文:A Study on Utilization of Coast by Events -Case study of Chiba Prefecture- 
著者
和文: 前河一華, 十代田朗, 津々見崇.  
英文: Ichika Maekawa, AKIRA SOSHIRODA, TAKASHI TSUTSUMI.  
言語 Japanese 
掲載誌/書名
和文:都市計画論文集 
英文:City planning review 
巻, 号, ページ Vol. 50    No. 3    pp. 1137-1144
出版年月 2015年10月25日 
出版者
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会議名称
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開催地
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DOI http://doi.org/10.11361/journalcpij.50.1137
アブストラクト 本研究は、海離れが懸念される我が国において、気軽に足を運べる機会としての海沿いのイベントの現状について知見を得ることを目的とする。都心に近く海岸線の多様な千葉県の沿岸27市町村を対象として広報紙より近年の取り組みを把握した後、ヒアリング調査を追加し、開催趣旨の分析から自治体別イベント特性を明らかにする。最後に、総合計画との比較を経て海岸利用の特徴を考察する。その結果、海岸イベントは現在(1)内容が多岐にわたり様々な海岸空間の特性が活かされており、(2)経年変化を見ると、通年化しつつ増加傾向にあるとわかる。(3)自治体主催のイベントは海岸空間の設備や広さを重視しており、海でなくともできるものが多い。市別には、(4)銚子市は〈地元資源活用型〉かつ〈開放的健康増進型〉、いすみ市と館山市は〈地元資源活用型〉、南房総市は特徴がないと判断される。(5)海ならではの要素を活用するイベントは、保持する自然資源の量との関係はあまりなく、銚子と館山では沿岸施設の存在に支えられている。(5)いすみと館山は市の方針・施策とイベント内容に整合性があり、両市違う形で海ならではの要素が活用されていることが明らかになった。

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