Home >

news ヘルプ

論文・著書情報


タイトル
和文:EM/SAGE法と拡張MODE法の組合せによるハイブリッド型伝搬パラメータ推定手法(電波伝搬,<特集>高度で多様化する無線通信を支えるアンテナ・伝搬技術論文) 
英文: 
著者
和文: 齋藤 健太郎, 今井 哲朗, 北尾 光司郎, 岡野 由樹, 三浦 俊二.  
英文: Kentaro Saito, 今井 哲朗, 北尾 光司郎, 岡野 由樹, 三浦 俊二.  
言語 Japanese 
掲載誌/書名
和文:電子情報通信学会論文誌. B, 通信 
英文: 
巻, 号, ページ Vol. 94    No. 9   
出版年月 2011年8月 
出版者
和文:一般社団法人電子情報通信学会 
英文: 
会議名称
和文: 
英文: 
開催地
和文: 
英文: 
アブストラクト 次世代移動通信システムであるLTE(Long Term Evolution)やIMT-Advancedでは,高速・大容量のデータ伝送実現のためMIMO(Multiple-Input Multiple-Output)伝送技術が有望視されており,システムの設計や評価のために正確な屋外MIMOチャネルモデルが必要とされている.チャネルサウンダを用いて得られた測定データより素波伝搬パラメータを推定する際には,SAGE法を用いた推定が一般的に用いられてきた.SAGE法は任意形状のアレーに対して適用でき,到来角・出射角・伝搬遅延・複素振幅といった複数パラメータの同時推定ができるため,屋外測定データの伝搬パラメータ推定に適している.しかしクラスタ中の素波等,伝搬パラメータの類似した近接波が複数存在する場合に推定精度が劣化する問題点がある.本論文ではSAGE法によるパラメータ推定後,近接素波群の信号成分を抽出し,アレー補間を併用したMODE法を用い近接素波の伝搬パラメータ推定をすることで推定精度を向上する手法を提案する.コンピュータシミュレーションによる評価を行い,伝搬パラメータ推定に関して高い有効性があることを示した.

©2007 Tokyo Institute of Technology All rights reserved.