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論文・著書情報


タイトル
和文:スイッチ入力音声合成システムのための仮名プロトコル推薦手法 
英文: 
著者
和文: 房福明, 篠崎 隆宏, 小林隆夫.  
英文: Fuming Fang, Takahiro Shinozaki, Takao Kobayashi.  
言語 Japanese 
掲載誌/書名
和文:電子情報通信学会技術研究報告 = IEICE technical report : 信学技報 
英文: 
巻, 号, ページ Vol. 114    No. 52    pp. 355-360
出版年月 2014年5月25日 
出版者
和文:一般社団法人電子情報通信学会 
英文: 
会議名称
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開催地
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英文: 
アブストラクト 単純なスイッチ操作を入力として素早く音声を合成できるインタフェースが実現すれば,随意運動の障害により意思伝達が困難な者に対する情報保障手段として有用であると期待される.スイッチは適切なインタフェース装置を用いることで,眼球運動など身体の様々な動作をもとに操作できる.一度のスイッチ操作で何通りの状態を区別できるかはケースバイケースであるが,一般にあまり複雑な操作は難しく,通信速度は極めて限定的である.そのため少しでも円滑な音声対話を可能とするためには,各ユーザーの状況に応じた効率的な入力プロトコルを用意することが非常に重要である.また同時に,入力プロトコルは容易に学習可能なものである必要がある.本研究では効率的な入力が可能でかつ学習も容易なプロトコルをユーザーの要望に応じながら自動生成する手法を提案する.提案手法の主なアイデアは,50音表のような誰もが既に知っている文字表の知識を活用することと,スイッチ入力から発音シンボルへの変換において若干のエラーを許容しそれをN-gram言語モデルを用いて補うことである.主観評価と客観評価を行い,提案手法により推薦されたプロトコルは従来のものと比べて覚えやすく人力速度も速いことを示す.

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