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論文・著書情報


タイトル
和文:アクターシステムを対象としたリバースデバッギングのためのフレームワーク 
英文:A Reverse-Debugging Framework for Actor-based Systems 
著者
和文: 柴内一宏, 渡部卓雄.  
英文: Kazuhiro Shibanai, Takuo Watanabe.  
言語 Japanese 
掲載誌/書名
和文:日本ソフトウェア科学会第34回大会論文集 
英文:Proceedings of JSSST 34th Annual Conference 
巻, 号, ページ        
出版年月 2017年9月19日 
出版者
和文: 
英文: 
会議名称
和文:日本ソフトウェア科学会第34回大会 
英文:JSSST 34th Annual Conference 
開催地
和文:横浜市 
英文:Yokohama 
公式リンク https://jssst2017.wordpress.com/
 
アブストラクト アクターモデルは並行計算モデルの一つであり,アクターと呼ばれる計算主体間の非同期メッセージ通信により計算が行われる.アクターモデルでは原則として状態を共有しないため,データ競合やデッドロックといった単純な並行バグは回避できる.しかしながら,メッセージ到着順序の非決定性に起因するバグは依然として発生しうる.我々はこのようなバグの発見を容易にすることを目的として,アクターモデルにもとづく各種言語および実行系を対象としたデバッギングフレームワークActoverseを設計・実装した.Actoverseはリバースデバッギングおよびメッセージ到着順の制御機構を備えており,メッセージ到着順序の非決定性に伴うバグの発見を支援する.本稿ではActoverseの概要について述べ,Akkaによる例題を通してその有効性について議論する.

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