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論文・著書情報


タイトル
和文:脳の安静時機能的連結性の臨床導入に向けて--異環境条件間の横断的互換 
英文: 
著者
和文: 氏家弘, 太田藍李, 粟津俊二, 赤間啓之.  
英文: Hiroshi Ujiie, Airi Ota, shunji awazu, hiroyuki akama.  
言語 Japanese 
掲載誌/書名
和文: 
英文: 
巻, 号, ページ        
出版年月 2019年4月6日 
出版者
和文: 
英文: 
会議名称
和文:第87回日本脳神経外科学会中国四国支部学術集会 
英文: 
開催地
和文: 
英文: 
アブストラクト fMRIを利用した安静時機能的磁気連結性(RSFC)画像法は、患者が数分間安静を保つ状態で、脳の各部位にわたるBOLD信号の同調を計測し、その時系列相関行列を脳の機能的連結性の隣接行列に変換することで、連結性強度や様々なグラフ指標を導出するものである。この手法で明らかになるデフォルトモードネットワーク(DMN)は、アルツハイマー型認知症に特有の分散化など神経疾患のバイオマーカーという情報が含まれるが、現在の技術では異なる機材環境(1.0T, 1.5T, 3T)、異なる撮像プロトコルで得られたデータが、相互に比較可能な態勢に至っておらず、またわが国の医療機関で多く使われる日本製のMRI装置に関しては、標準的な撮像プロトコルが確立されていない。本研究では、日本製のMRI装置や1.5Tで撮像したデータを高磁場・多チャンネル・マルチバンドなど高品質下でのデータと比較し、興味深いデータ特徴間の関係性を報告するとともに、異なる条件で有り得たかもしれないデータを推定し再構成的復元を可能とする技術開発への指針を示す。

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