English
Home
各種検索
研究業績検索
論文・著書検索
( 詳細検索 )
特許検索
( 詳細検索 )
研究ハイライト検索
( 詳細検索 )
研究者検索
組織・担当から絞り込む
サポート
よくあるご質問(FAQ)
T2R2登録申請
学位論文登録について
組織単位データ出力について
(学内限定)
サポート・問合せ
T2R2について
T2R2とは?
運用指針
リーフレット
本文ファイルの公開について
関連リンク
東京科学大学
東京科学大学STARサーチ
国立情報学研究所(学術機関リポジトリ構築連携支援事業)
Home
>
ヘルプ
論文・著書情報
タイトル
和文:
水蒸気噴火発生場としての草津白根火山
英文:
著者
和文:
寺田 暁彦
.
英文:
Akihiko Terada
.
言語
Japanese
掲載誌/書名
和文:
地質学雑誌
英文:
巻, 号, ページ
Vol. 124 No. 4 pp. 251-270
出版年月
2018年4月
出版者
和文:
一般社団法人 日本地質学会
英文:
会議名称
和文:
英文:
開催地
和文:
英文:
アブストラクト
<p>草津白根火山の山体各所で湧出している温泉水は,高温火山ガスが凝縮することで形成された共通の熱水に由来すると考えられる.温泉流動は浅部に広がる粘土層に規制されている.火口周辺直下では,流体供給を反映した微小地震活動が認められ,湯釜火口湖の直下数100mに広がる釣鐘型の不透水層の下方に接続している.その付近には,LP地震や地球磁場変動の源も求められる.この領域は浅部熱水だまりに相当し,水蒸気噴火は,この熱水だまりや,その流体流動経路から地表へとクラックが形成されることで発生するのであろう.草津白根火山では,噴火先行現象がたびたび観測されてきたが,その内容は,噴火場所や規模と無関係であり,時期とともにその内容も変化している.近代的観測が始まった1970年代以降,顕著な火山活動の変化が観測されても噴火に至らないケースもある.定常的な火山観測データに現れる変化の中から,噴火前兆現象を識別することは容易ではない.</p>
©2007
Institute of Science Tokyo All rights reserved.