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論文・著書情報


タイトル
和文:電力系統用パワーエレクトロニクス機器の解析・シミュレータ技術 
英文:Simulation studies and simulator technologies for HVDC and FACTS 
著者
和文: 電力系統用パワーエレクトロニクス機器の解析・シミュレータ技術調査専門委員会, 佐野憲一朗.  
英文: Investigating R&D committee on simulation studies and simulator technologies for HVDC and FACTS, Kenichiro Sano.  
言語 Japanese 
掲載誌/書名
和文:電気学会技術報告 
英文: 
巻, 号, ページ vol. 1459       
出版年月 2019年6月 
出版者
和文:電気学会 
英文:The Institute of Electrical Engineers of Japan 
会議名称
和文: 
英文: 
開催地
和文: 
英文: 
アブストラクト わが国では,電力広域的運営推進機関の設置に伴い,地域間の電力融通や送電網の増強が議論され,広域連系系統計画には直流技術の東京中部間連系設備のさらなる増強なども議論,計画されている。また,わが国の信頼度の高い電力系統においても安定度,電圧などの系統課題が顕在化しており,解決策として自励交直変換器などの機器技術の適用が活発化している。欧州では,大容量洋上ウィンドファームの計画,建設が進み,陸上変電所との接続手段として自励直流送電を適用したプロジェクトが複数実用化されている。交流送電接続時も陸上変電所側の電圧変動抑制対策としてSTATCOMを適用した事例が多い。 電力系統用パワーエレクトロニクス機器は将来の電力系統に有益な電力用機器としての潜在能力を秘め,電力送電手段として,系統諸問題対策として今後さらに適用が広がる可能性がある。機器の導入計画,設計製作等の実務や学術研究では,系統解析ツールやリアルタイムシミュレータが強力な検討手段であるが,通常の交流系統解析とは著しく異なり独特な考慮や注意が必要となる。そこで,本技術報告では,電力系統用パワーエレクトロニクス機器の解析ツール,手法,事例,シミュレータ技術,試験例などを調査し取り纏めた。STATCOM,自励直流送電などを電力系統へ適用する際の計画,設計,製作,運用等に関わる技術者・研究者に有益な情報を提供するものである。

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