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論文・著書情報


タイトル
和文:三重項-三重項消滅を用いた光アップコンバージョン：イオン液体を溶媒とした試料の開発，特長，および光物理特性 
英文:Photon upconversion based on triplet-triplet annihilation: The development, advantages, and photophysical properties of samples made using ionic liquids as the solvent 
著者
和文: 村上陽一.  
英文: Yoichi Murakami.  
言語 Japanese 
掲載誌/書名
和文:放射線化学 
英文:Radiation Chemistry 
巻, 号, ページ     no. 107    pp. 27-34
出版年月 2019年4月 
出版者
和文:日本放射線化学会 
英文:Japanese Society of Radiation Chemistry 
会議名称
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開催地
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ファイル
公式リンク https://radiation-chemistry.org/journal/2019年度学会誌107号/
 
アブストラクト 太陽電池，光触媒，光合成を含む幅広い光エネルギー変換系では，各材料に固有な閾値エネルギーよりも低エネルギーの光子群（閾値波長より長波長の光）は未利用であり，これが光エネルギーの利用効率に根本的な制限を与えている．このような未利用な低エネルギーな光子群を，利用可能なより高いエネルギーの光子群に変換するのが，光アップコンバージョン（UC）である．近年，太陽光のような低強度光にも適用可能な方法として，有機分子の三重項-三重項消滅（TTA）を用いる方式（TTA-UC）が注目を集めている．本稿では，筆者らが進めてきたイオン液体を溶媒に用いたTTA-UCについて，試料の開発，その特長，および光物理特性の概要を示す．

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