Home >

news ヘルプ

論文・著書情報


タイトル
和文:全球規模での灌漑耕作による 塩類集積の潜在的リスク分布推定 
英文:SALINIZATION POTENTIAL RISK DUE TO IRRIGATION ON A GLOBAL SCALE 
著者
和文: 東山 晃太, 吉川 沙耶花, 鼎 信次郎.  
英文: Kota Higashiyama, Sayaka Yoshikawa, Shinjiro Kanae.  
言語 Japanese 
掲載誌/書名
和文:土木学会論文集B1(水工学) 
英文:Journal of Japan Society of Civil Engineers, Ser. B1 (Hydraulic Engineering) 
巻, 号, ページ Vol. 76    No. 2    I115-I120
出版年月 2020年11月 
出版者
和文:公益社団法人土木学会 
英文:Japan Society of Civil Engineers 
会議名称
和文:第65回水工学講演会 
英文:The 65th Conference on Hydraulic Engineering 
開催地
和文:オンライン 
英文:Online 
アブストラクト 世界人口は2100年までに概ね増加の傾向にあると推測されている.しかし,耕作地面積には制限がある ため,持続可能な農業生産への対応が必要とされている.本研究では,持続可能な農業生産を脅かす原因 の一つとなる灌漑耕作による塩類集積に着目した.文献調査による塩類集積が発生するメカニズムに基づ き,土壌タイプ,乾燥,地下水位,地下水の状態,灌漑方式の5つの因子を定めることで,灌漑農地にお ける塩類集積の潜在的リスク評価を全球規模で行った.結果として,灌漑農地の8割が何かしらの潜在的 リスクを抱えており,2割以上が塩類集積に対して高いリスクを持っていることが明らかとなった.さら に,天水農地に対しても6.5割の地域が塩類集積の潜在的リスクを持っていることが分かった。

©2007 Institute of Science Tokyo All rights reserved.