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論文・著書情報
タイトル
和文:
気温上昇と極端降水発生頻度変化率の関係 -d4PDF過去・将来実験を用いた検討
英文:
Analysis of the Relationship Between Temperature Rise and Frequency Change Rate in Extreme Rainfall Events Using d4PDF Past and Future Experiments
著者
和文:
吉川 沙耶花
,
渡邉 恵
,
鼎 信次郎
.
英文:
Sayaka Yoshikawa
,
Megumi Watanabe
,
Shinjiro Kanae
.
言語
Japanese
掲載誌/書名
和文:
土木学会論文集B1(水工学)
英文:
Journal of Japan Society of Civil Engineers, Ser. B1 (Hydraulic Engineering)
巻, 号, ページ
78 2 I
103-I
108
出版年月
2022年
出版者
和文:
公益社団法人 土木学会
英文:
会議名称
和文:
第67回水工学講演会
英文:
開催地
和文:
愛媛県松山市
英文:
公式リンク
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jscejhe/78/2/78_I_103/_article/-char/ja/
DOI
https://doi.org/10.2208/jscejhe.78.2_I_103
アブストラクト
人為的な気候変動に伴い,将来の極端降水量にどのような変化が起こるかは,依然として重要な課題である.極端降水は大気中の可降水量に比例することが既に提唱されており,クラウジウス・クラペイロン(CC)の関係(7%/℃)に従う可能性がある.本研究では,d4PDF過去及び将来1.5℃・2℃・4℃昇温実験を用いて日本における時間スケールの異なる極端降水の頻度変化率においてCCスケーリングが適応可能か解析を試みた.その結果,過去期間に関しては,降水時間にかかわらずCC理論値の範囲内となることが分かった.将来期間に関しては,気温が上昇するにつれ,CC理論値を下回る傾向がみえてきた.しかし,4℃昇温実験の1時間降水かつ最も極端な降水について,九州北西部・中国西部・北陸・関東・東北・北海道地方において頻度変化の増加率はCC理論値の範囲内にとどまることが明らかとなった
©2007
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