本文ファイル公開件数が2000件を突破しました!

2014/4/21


  本文ファイル公開件数が2000件を突破しました

    2014年3月19日、T2R2システムにて学外公開されている論文等の本文ファイルが2000件を突破しました。研究者の皆様のご協力に心より感謝申し上げます。
    今後もT2R2システムでは、本学の、そして研究者の皆様の研究成果を世界へ向けて発信して参ります。
    引き続きT2R2システムへのデータ入力と本文ファイル登録にご協力くださいますよう、お願い申し上げます。


  2000件目の論文はこちらです!   
論文名: Synthesis of 2-Channel IIR Paraunitary Filter Banks by Successive Extraction of 2-Port Lattice Sections
著者名: 上田永人, 渡部英二, 西原明法
掲載誌: IEICE Transactions on Fundamentals of Electronics, Communications and Computer Sciences
巻号頁: Vol. E94-A  No. 2 pp. 653-660
URL: http://t2r2.star.titech.ac.jp/cgi-bin/publicationinfo.cgi?q_publication_content_number=CTT100636456
  2000件目の本文ファイルをご登録くださいました西原明法教授(社会理工学研究科 人間行動システム専攻)からコメントを頂戴しましたのでご紹介いたします。
  • 2000件目に本文ファイルが学外公開された論文の概要を教えてください。
    与えられた電力対称な伝達関数から、全域通過回路を基本とした2ポート区間を順次引き抜くことにより、エイリアス歪と振幅歪のない2チャンネルIIRフィルタバンクを構成する一般的な手法を提案している。これにより従来別扱いとしていた偶数次の場合や、IIR-FIRハイブリッドなどの広いクラスのフィルタバンクが統一的に構成可能となった。

  • T2R2システムで公開されたファイルをどのような方々に読んで頂きたいですか?
    ディジタル信号処理の内部回路構造(処理アルゴリズム)に興味をもつ方々

  • 今後の研究活動のご予定を教えてください。
    応用研究ばかりでなく、このような理論的な研究も続けたい。

  西原先生、お忙しい中コメントをお寄せ頂きまして、大変ありがとうございました。


  T2R2システムに本文ファイルを登録すると、このようなメリットがあります   
  • 登録された本文ファイルは大学が永続的に保守・管理します。

  • 登録された本文ファイルを一元的に管理することができます。


  T2R2システムで本文ファイルが公開されると、このようなメリットがあります
    T2R2システムに登録されている論文は、Google等の検索エンジンやGoogle Scholarの検索対象となっており、全世界の研究者からアクセスされる機会が多いため、業績の可視性が一層向上します。特に本文ファイルが公開されると、新たな読者を獲得することで被引用回数の増加につながる可能性が高まります。


  T2R2システムで本文ファイルを登録する際のご注意   
  • 本文ファイルの公開を希望される場合、共著者への許諾確認は登録者ご自身にて事前に行って頂きますようお願いします。
  •   
  • 出版社の規定によっては、ファイルの差替が必要になったり、場合によってはファイルを公開できないこともあります。


  T2R2システムで本文ファイルを公開するには...
    詳しくは、こちら(リンク先PDF)の2~3ページをご参照ください。




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