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Publication Information


Title
Japanese:無線電力伝送で駆動する屋内センサーネットワークの回線設計と評価 
English:Link Design and Evaluation for Indoor Sensor Networks with Wireless Energy Transmission 
Author
Japanese: 阪口 啓, ラギル プトロウィチャクソノ, タン ザカン, 前原 大樹, 荒木 純道, 古川 実.  
English: Kei Sakaguchi, Putro Wicaksono Ragil, Gia Khanh Tran, Daiki Maehara, Kiyomichi Araki, Minoru Furukawa.  
Language Japanese 
Journal/Book name
Japanese:信学技報 
English:Technical Report 
Volume, Number, Page        
Published date Oct. 2011 
Publisher
Japanese: 
English: 
Conference name
Japanese:SRW研究会 
English: 
Conference site
Japanese:東京 
English: 
Abstract ユビキタスセンサーネットワークの実現に向けてセンサーノードの電池寿命が大きな課題となっている.筆者らは,屋内環境において無線センサーネットワークと無線電力伝送を融合させることにより,電池寿命問題を解決したワイヤレスグリッドの概念を提案してきた.本稿では,電力伝送とデータ伝送の双方を加味したワイヤレスグリッドのための回線設計を行い,スループット特性などを従来法と比較する.提案システムの無線電力伝送では室内環境に面的に分布する各センサーノードの駆動電力100$\mu$Wを所要電力と設計とし、無線充電効率を向上させる送受信ダイバシチ技術や定在波による長時間的な信号電力劣化を回避するための搬送波シフトダイバシチ技術等の様々な工夫が行われている.またデータ伝送ではネットワークトポロジに適応したマルチユーザMIMO技術に基づくマルチプルアクセス方式を提案し,ネットワーク全体の周波数利用効率の向上を図る.数値解析により提案システムのネットワーク周波数利用効率が従来法に比べて10倍以上の改善効果があることを示す.提案する無線グリッドシステムにより自律的で高信頼高効率なユビキタスセンサーネットワークを実現できる.

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