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Publication Information


Title
Japanese:携帯端末を用いた不正行為検出のための屋内位置推定方式 
English:Method for Location Estimation of Cellular Phone with Illegal Use 
Author
Japanese: 佐野健太郎, 渡邊将博, タンザカン, 阪口啓, 荒木純道, 林大介, 荒田慎太郎.  
English: Kentaro Sano, Masahiro Watanabe, Gia Khanh Tran, Kei Sakaguchi, Kiyomichi Araki, Daisuke Hayashi, Shintaro Arata.  
Language Japanese 
Journal/Book name
Japanese:信学技報 
English: 
Volume, Number, Page        
Published date Mar. 2012 
Publisher
Japanese: 
English: 
Conference name
Japanese:SR研 
English: 
Conference site
Japanese:神奈川県 
English: 
Abstract 本稿では,複数センサを用いた屋内環境での簡便でかつ高精度な位置推定手法について提案し,入学試験等公正が期待される場での携帯端末を用いた不正行為を検出・特定するに十分な精度があることを実験によって検証する.本手法で用いるアンテナ間の相互相関は,各アンテナにおける伝搬路応答の情報を持つため,受信電力強度(RSSI)・電波到来時間差(TDOA)・電波到来角(DOA)すべての情報を利用した位置指紋法に基づく位置推定が可能である.しかし,位置指紋法では空間相関の局所性を利用することから高精度位置推定を行うには多くの位置指紋を採取する必要がある.そこで本提案法では日常的に使用している携帯端末送信信号を用いて位置指紋を統計的に学習し,学習した統計量を用いることで相互相関を利用した位置推定を行う.これにより簡易に導入可能でありながら不正行為検出に耐えうる位置推定精度が実現できることを屋内実験によって示す.

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