Japanese
Home
Search
Horizontal Search
Publication Search
( Advanced Search )
Patent Search
( Advanced Search )
Research Highlight Search
( Advanced Search )
Researcher Search
Search by Organization
Support
FAQ
T2R2 User Registration
Doctoral thesis registration
Support/Contact
About T2R2
What's T2R2?
Operation Guidance
Leaflets
About file disclosure
Related Links
Science Tokyo
STAR Search
NII IR Program
Home
>
Help
Publication Information
Title
Japanese:
能動的行動が速度知覚に与える影響
English:
Author
Japanese:
門野泰長
,
金子寛彦
.
English:
Yasunaga Monno
,
Hirohiko Kaneko
.
Language
Japanese
Journal/Book name
Japanese:
VISION
English:
Volume, Number, Page
Vol. 24 No. 3 p. 134
Published date
Aug. 20, 2012
Publisher
Japanese:
日本視覚学会
English:
Conference name
Japanese:
日本視覚学会2012年夏季大会
English:
Conference site
Japanese:
山形県米沢市
English:
Abstract
一部の運動知覚は,運動に対応した能動的行動によって影響を受けることが知られているが,速 度知覚に対しては報告がなされていない.本研究では物体の速度知覚に着目し,自らの行動によっ て動き出したディスクとカウントダウン後に自動的に動き出したディスクの知覚速度を比較するこ とで,速度知覚における行動の影響を調べた.被験者の行動は二条件あった.一つは速度条件に対 応して行動の強度が変わり,もう一つは,速度条件に対応した異なるスイッチを押し,行動の強度 は一定であった.物理的な速度条件は2 種類用いた.結果,どちらの行動条件においても,運動速 度が遅いとき,自らが行動した結果生じた運動を受動的に観察した運動と比べて速いと知覚する傾 向が見られた.また,速度が速いときは,統計的に有意ではないものの行動の結果を遅く知覚する 傾向が見られた.これらの結果は,自己の能動的行動が速度知覚に影響を与えていることを示して いる.さらに,行動時の強度(体性感覚)の変化がなくとも,おそらく運動に対する予測,もしく は意図によって速度知覚が影響を受けることを示唆している.
©2007
Institute of Science Tokyo All rights reserved.