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Publication Information


Title
Japanese:リビングラボにおける生活者との共創の進め方 
English: 
Author
Japanese: 赤坂 文弥, 中谷 桃子, 井原 雅行, 本江 正茂.  
English: Fumiya Akasaka, Momoko Nakatani, Masayuki Ihara, 本江 正茂.  
Language Japanese 
Journal/Book name
Japanese:デザイン学研究 
English: 
Volume, Number, Page Vol. 67    No. 3    pp. 319-328
Published date Jan. 2021 
Publisher
Japanese:一般社団法人 日本デザイン学会 
English: 
Conference name
Japanese: 
English: 
Conference site
Japanese: 
English: 
Abstract <p> 近年,生活者を長期的に巻き込みながら,サービスや製品を共創するリビングラボ(LL)が注目を集めている.LL は,生活者との長期的な共創活動を前提としたデザイン方法論であり,生活者との共創を効果的に進めるための知(共創ノウハウ)を明らかにすることが重要である.そこで本研究では,LL における共創ノウハウを明らかにすることを目的とする.そのために本研究では,「やって・みて・わかる」というデザイン実践にもとづく研究アプローチを適用した.具体的には,本研究ではまず,東北地方の災害公営住宅におけるコミュニティ形成・活性化を対象としたLL を実践した.その後,その実践過程を振り返ることで,LL における共創ノウハウを分析・整理した.その結果,LL における生活者との共創を効果的に進めるために「達成すべきこと」と,それを達成するための「具体的な行動(ノウハウ)」を構造化したモデルを構築した.本モデルは,LL 実践者が実施すべき具体的な行動を提示するため,LL プロセスの企画や運営において有効に利用可能であることが期待される.</p>

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