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論文・著書情報


タイトル
和文:Co-citation Networkによる宗教思想文書の解析 
英文:Co-citation Network Analysis of Religious Texts 
著者
和文: 村井 源, 徃住彰文.  
英文: Hajime Murai, Akifumi Tokosumi.  
言語 Japanese 
掲載誌/書名
和文:人工知能学会論文誌 
英文: 
巻, 号, ページ Vol. 21    No. 6    pp. 473-481
出版年月 2006年 
出版者
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会議名称
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開催地
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DOI https://doi.org/10.1527/tjsai.21.473
アブストラクト 本論文は宗教思想テキストを、共引用解析の手法を用いて数値的・客観的に表現し、またクラスタリングと得られたクラスタの要素の解析によって複数著者の思想の差異を抽出する手法を提案する。この手法を用いて本論文では古代から現代までの５人の権威あるキリスト教神学者（アウグスティヌス、トマス・アクィナス、カルヴァン、カール・バルト、ヨハネ・パウロ二世）の共引用ネットワークを作成し、解析を行う。この解析により宗派（カトリック・プロテスタント）や時代ごとの思想的な差異（神による創造と福音宣教の重視）と共に、キリスト教思想の核(Jn 1:14, Ph 2:6, Ph 2:7, Ph 2:8, Ga 4:4)を抽出した。従来の哲学や神学などの文系的な手法に合わせて、このような数値的・客観的手法を用いることで、種々の教義の特徴を比較することが可能となる。多様な思想の特徴を数値的・客観的に表現可能になることで、ウェブオントロジーや人工知能などの新技術を用いて将来的にはイデオロギー的思想処理が可能になると期待される。

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