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論文・著書情報


タイトル
和文:太陽光直接励起レーザーの高効率化に関する研究 
英文: 
著者
和文: 大石剛弘, 矢部孝, 吉田國雄, 内田成明, 大久保友雅, 舩津貴行, Bagheri Behgol, 大東和也, 石岡学, 中山雄一朗, 城戸宏一朗, 安永記士, 眞渕諭人, 大山 敦, 中川賢治, 中塚正大, 本越伸二, 吉田実, 佐藤雄二, 村原正隆, 岡本吉章, 加藤冽.  
英文: Takehiro Oishi, TAKASHI YABE, kunio yoshida, Shigeaki Uchida, tomomasa ohkubo, Takayuki Funatsu, unknown unknown, Kazuya Daito, Manabu Ishioka, Yuichiro Nakayama, Kouichirou Kido, Norihito Yasunaga, 眞渕諭人, 大山 敦, 中川賢治, Masahiro Nakatsuka, shinji motokoshi, 吉田実, Yuji Sato, masataka murahara, 岡本吉章, 加藤冽.  
言語 Japanese 
掲載誌/書名
和文:レーザー学会学術講演会第28回年次大会講演予稿集 B7-1pI6 
英文: 
巻, 号, ページ         Page 57
出版年月 2008年1月 
出版者
和文:(社)レーザー学会 
英文: 
会議名称
和文:レーザー学会学術講演会第28回年次大会 
英文: 
開催地
和文:名古屋国際会議場 
英文: 
公式リンク http://wwwsoc.nii.ac.jp/lsj/kenkyukai/28%20nenji.htm
 
アブストラクト 近年、化石燃料に代わるエネルギー源が求められており、我々の研究室ではマグネシウムとレーザーを用いたエネルギーサイクルを提案している。これは、マグネシウムを燃料とし、水との燃焼反応から取り出された水素や熱エネルギーを利用するものである。次世代のエネルギー源として注目されている水素を固体燃料から取り出すことで保存性、移動性を高めることができる。  ここで、エネルギーサイクルを実現するためには排出されたMgOをMgに還元しなければならない。この還元に用いるのが太陽光励起レーザーである。Mgを再生するためには高密度なパワーが必要であるが、太陽光では集光強度に理論的限界があり、太陽光をレーザーに変換することで集光強度を高める事が可能となる。そして、天候に左右され、不安定な太陽光エネルギーをMgの化学エネルギーとして貯蔵することで、安定的なエネルギー供給を実現することがこのサイクルの目的である。 このエネルギー源となる太陽光励起レーザーには、高効率かつ量的寄与を実現するための軽量・コンパクトさが求められる。そこで、本研究では図1のような太陽光集光追尾装置を用いて、太陽光直接励起によるレーザーを作成した。集光系には軽量かつ安価であり、放物鏡に対して大面積化しやすい利点のあるフレネルレンズ(2m×2m)を用いている。また、媒質にはCr:Nd:YAGセラミックを用いて実験を行い、太陽光からレーザーへの変換効率を高めている。 この結果、集光系面積に対する出力比で高効率なレーザー発振を行うことができた。

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