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論文・著書情報


タイトル
和文:重複経路の削減を目的とするAS間オーバレイ経路制御のためのクロスレイヤアーキテクチャの一検討 
英文:A Study on Cross-Layer Network Architecture in Inter-AS Overlay Routing for Decreasing Overlapped Links 
著者
和文: 大溝拓也, 益井賢次, 飯田勝吉.  
英文: Takuya Omizo, Kenji Masui, KATSUYOSHI IIDA.  
言語 Japanese 
掲載誌/書名
和文:電子情報通信学会技術研究報告 
英文:Technical Report of IEICE 
巻, 号, ページ Vol. 108    No. 258    pp. 13-18
出版年月 2008年10月 
出版者
和文:電子情報通信学会 
英文:IEICE 
会議名称
和文:ネットワークシステム研究会 
英文: 
開催地
和文: 
英文: 
アブストラクト インターネット上の一部のノードが論理的なネットワークを構築するオーバレイネットワークは,ファイル共有サービスなどに利用されている.しかし,オーバレイネットワークトポロジはアンダーレイネットワークトポロジ構造を加味せず構成されることが多く,ネットワークの帯域を不必要に消費していることが問題になっている.そこで本研究では,アンダーレイネットワークトポロジを考慮に入れたオーバレイネットワークトポロジを構築可能な新しいアーキテクチャICON (ISP Controlled Overlay Network) を提案する.具体的には,BGPルータにオーバレイノード機能を追加し,AS間の経路情報を利用したオーバレイネットワークトポロジを構築するクロスレイヤアーキテクチャについて検討する.また,コンテンツ配信においてICONの概念設計を基にしたトポロジ構築をシミュレーションで行い,構築されたオーバレイネットワークトポロジが持つリンク構造の冗長さについて定量的に評価した.その結果,ICONを用いることで,アンダーレイネットワークトポロジを考慮しない場合に比べ,AS間を冗長に通過するオーバレイリンクを70%以上削減できることを確認した.

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