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論文・著書情報


タイトル
和文:複素ベクトル位相差法による異なる伝搬海域での伝搬時間差評価 
英文:Estimation of Travel Time Difference Using the Complex Vector Method in the Difference Region 
著者
和文: 王勇, 蜂屋弘之.  
英文: Yong Wang, Hiroyuki Hachiya.  
言語 Japanese 
掲載誌/書名
和文:信学技報 
英文:IEICE technical report 
巻, 号, ページ Vol. 103    No. 606    pp. 61-66
出版年月 2004年1月 
出版者
和文:電子情報通信学会 
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会議名称
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開催地
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アブストラクト 広域海洋観測技術のひとつの方法として,海洋音響トモグラフィー技術が提案され,研究が進められている。本報告では海洋科学技術センターが1999年に実施した中部太平洋赤道付近音響トモグラフィー観測実験で得られた異なる伝搬海域に伝搬した音響データを用いて,複素ベクトル位相差法による,高精度伝搬時間差計測の可能性について検討した。同じ伝搬経路の異なる音線経路の伝搬時間差変動特性を検討し,複素ベクトル位相差法の有効性を明らかにした。1ヶ月間の伝搬信号を用いて,連続的な伝搬時間差を求め,流速場の変動特性が推定できた。以上より海洋音響トモグラフィー実験において複素ベクトル位相差法を用いて高精度な伝搬時間差計測法について評価した。

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