Home >

news ヘルプ

論文・著書情報


タイトル
和文:GPGPUを用いた高速大規模グラフ処理に向けて 
英文:Towards GPGPU-Based Large-Scale Fast Graph Processing 
著者
和文: 白幡晃一, 佐藤仁, 鈴村豊太郎, 松岡聡.  
英文: Koichi Shirahata, Hitoshi Sato, Toyotaro Suzumura, SATOSHI MATSUOKA.  
言語 Japanese 
掲載誌/書名
和文:情報処理学会研究報告2011-HPC-130 
英文: 
巻, 号, ページ     No. 14    pp. 1--8
出版年月 2011年8月 
出版者
和文: 
英文: 
会議名称
和文:第130回 ハイパフォーマンスコンピューティング研究発表会 2011年並列/分散/協調処理に関する 『鹿児島』サマー・ワークショップ(SWoPP鹿児島2011) 
英文: 
開催地
和文:鹿児島 
英文: 
公式リンク http://www.hpcc.jp/swopp/
 
アブストラクト データ量の肥大化,ストレージの省コスト化,オンラインソーシャルネットワークの成功等に伴い大規模グラフ処理の重要性が高まっている.また,GPGPU と呼ばれる,GPU を汎用計算に応用する技術の研究・開発が進んでおり,GPU のスーパーコンピュータやクラウドへの導入が進みつつある.大規模グラフ処理ライブラリの一つにPEGASUS があり,MapReduce の反復処理によって計算することができる.GPUを利用したMapReduce 処理ライブラリの一つにMars があるが,大規模グラフ処理に対してGPU を使用してどの程度高速化できるのか,またメモリあふれへの対処やマルチGPU 化した場合のデータの割り振り方法は明らかではない.Mars 上にグラフ処理アプリケーション(PageRank,Random Walk with Restart,ConnectedComponents)を実装し,PEGASUS との比較実験を行った結果,反復1 回あたりPageRank で2.17~9.53 倍,RWR で2.18~5.47 倍,Connected Components で2.41~8.46 倍の高速化がされることを確認した.

©2007 Tokyo Institute of Technology All rights reserved.