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論文・著書情報


タイトル
和文:生体組織音速の経時変化の検討 
英文: 
著者
和文: 蜂屋 弘之, 大槻 茂雄, 田中 元直.  
英文: Hiroyuki Hachiya, SHIGEO OHTSUKI, Motonao Tanaka.  
言語 Japanese 
掲載誌/書名
和文:電子情報通信学会技術研究報告. US, 超音波 
英文: 
巻, 号, ページ Vol. 93    No. 277   
出版年月 1993年9月 
出版者
和文:社団法人電子情報通信学会 
英文: 
会議名称
和文: 
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開催地
和文: 
英文: 
アブストラクト 音速は組織病変の質的評価の重要なパラメータであり,高精度な測度法によるデータの蓄積が,非常に重要である。病変組織の音響特性の検討には保存生体試料を用いることが必要だが,保存試料の音響特性の変化,測定データの適用限界などについて基礎的検討をすることが不可欠である。本報告では,高精度音速分布測定法を用いて,さまざまな保存状態でのラットの肝臓,心臓,人肝臓,心臓の摘出直後からの経時的な音速変化を測定し検討を加えた。ホルマリン固定により組織は硬くなるが3.5MHzの音波による音速値はほとんど変化しないか,変化してもごく僅かで,ホルマリン保存試料を用いても有用なデータが得られる。また,ホルマリン中で200日以上保存した組織試料では組織構造の破壊により,音速が減少する傾向があることがわかった。

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