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論文・著書情報


タイトル
和文:現代日本のコートハウスにおける中庭の設えと居間との連繋 
英文:FURNISHING OF COURTYARDS AND CONNECTION WITH LIVING ROOMS IN CONTEMPORARY JAPANESE COURTYARD HOUSES 
著者
和文: 村田涼, 根ケ山愛子, 安田幸一.  
英文: ryo murata, Aiko Negayama, Koichi Yasuda.  
言語 Japanese 
掲載誌/書名
和文:日本建築学会計画系論文集 
英文:JOURNAL OF ARCHITECTURE AND PLANNING (Transactions of AIJ) 
巻, 号, ページ Vol. 77    no. 676    pp. 1365-1371
出版年月 2012年6月 
出版者
和文:日本建築学会 
英文:ARCHITECTURAL INSTITUTE OF JAPAN 
会議名称
和文: 
英文: 
開催地
和文: 
英文: 
DOI https://doi.org/10.3130/aija.77.1365
アブストラクト 本研究は、現代日本のコートハウスを対象に、中庭の設えと居間との連繋から、内外の生活空間の特徴を考察したものである。中庭の設えに関する分析では、床要素、覆い要素、立体要素に着目し、中庭の設えパタンに整理した。次に、居間との連繋を隣接関係及び面積の大小関係から検討した。4章では、前章までに得られた中庭の設えと居間との連繋の関係をマトリックスにより重ね合わせて検討することで、7つの構成類型を導いた。各類型の特徴を述べると共に、それらの年代的分布についても考察した。該当する作品数が多い類型の年代的傾向から、現代日本のコートハウスにおける内外の生活空間の特徴の一つとして、居間の付属室としての小さな中庭という構成形式が1990年代以降に顕著な傾向であること、2000年代以降は中庭のすべての領域を居場所として設える傾向が強まるが、一方で居間との関係は多様化するなどの特徴を明らかにした。

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