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論文・著書情報


タイトル
和文:オマーンにおける地考古学的調査 
英文:Geoarchaeoogical survey in Oman 
著者
和文: 近藤康久.  
英文: Yasuhisa Kondo.  
言語 Japanese 
掲載誌/書名
和文: 
英文: 
巻, 号, ページ        
出版年月 2013年3月21日 
出版者
和文: 
英文: 
会議名称
和文:考古学遺跡・石造文化財の風化と保存修復に関するワークショップ 
英文:Workshop on Weathering and Conservation 
開催地
和文:東京 
英文:Tokyo 
アブストラクト オマーンの世界遺産バート遺跡群における石造文化財の地考古学的調査の事例を報告した。遺跡群は前期青銅器時代のオアシスまちであり,石造文化財としてはおそらく墓と考えられる円錐台形のケルンと,給水施設と考えられる円形基壇タワーが現存する。多くは崩壊が進んでいる。青銅器時代の石垣をイスラーム時代に再利用した例や,崩落したブロックに岩画を描いた例がある。くわえて,遺跡群の近傍で青銅器時代以前の石器を多数発見した。石器散布地では地表に石器と礫が集積していたが,試掘を行なったところ,主に風成のデフレーションにより砂粒が飛ばされて石器集中が形成されたことが分かった。

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