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論文・著書情報


タイトル
和文:強化学習エージェントによる企業組織の分析モデル 
英文: 
著者
和文: 見城幸直, 山田隆志, 寺野隆雄.  
英文: Yukinao Kenjo, Takashi Yamada, Takao Terano.  
言語 Japanese 
掲載誌/書名
和文: 
英文: 
巻, 号, ページ         pp. 35-42
出版年月 2007年3月 
出版者
和文: 
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会議名称
和文:情報処理学会研究報告第146回知能と複雑系研究会 
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開催地
和文:北海道虻田郡留寿都村(ルスツリゾート) 
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公式リンク http://staff.aist.go.jp/tomohisa.yamashita/sig-ics/past/147-2007-3-14.html
 
アブストラクト 本稿では,企業組織における組織行動を解明するために,エージェント・シミュレーションによる接近を試みる.提案モデルでは,組織において局所的な要素である上司の役割と部下の主体性とに着目し,これをエージェント概念でモデル化する.これによって複雑な組織現象をミクロにもマクロにも分析することが可能となる.さらに,現実組織における各メンバのタスク処理を,迷路問題の学習として定式化する,迷路問題学習を取り入れることの利点としては,1)強化学習により,技能・技術を習得するエージェントを表現できること.2)迷路のブロックを動的に変えることによって,環境の不確実性を表現できることがあげられる.シミュレーション結果から,組織のミクロな視点で何が起こっているのかを明らかにし,環壌の不確実性の下にある組織において環壇ごとに適する組織形態は異なることを確認した.

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