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論文・著書情報
タイトル
和文:
イムノアッセイを目的とした融合タンパク質試薬の設計と生産プロセスの最適化
英文:
Optimization of a Fusion Protein Expression System using Human Cell Lines to Create a Practical Immunoassay Reagent
著者
和文:
K. Hayashi, Y. Tomozoe, K. Nagai, K. Matsuba, M. Mitsumori, Y. Hiraishi, T. Matsumura,
上田 宏
,
神谷 典穂
.
英文:
K. Hayashi, Y. Tomozoe, K. Nagai, K. Matsuba, M. Mitsumori, Y. Hiraishi, T. Matsumura,
H. Ueda
,
Noriho Kamiya
.
言語
Japanese
掲載誌/書名
和文:
英文:
巻, 号, ページ
Vol. 41 No. 1 p. 38-42
出版年月
2015年1月20日
出版者
和文:
化学工学会
英文:
SCEJ
会議名称
和文:
英文:
開催地
和文:
英文:
公式リンク
https://www.jstage.jst.go.jp/article/kakoronbunshu/41/1/41_14wh066/_article/-char/ja/
DOI
https://doi.org/10.1252/kakoronbunshu.41.38
アブストラクト
生体試料中に微量に存在するタンパク質を検出する免疫測定法では,化学修飾法により調製された酵素-抗体複合体が汎用されている.本研究では,固相免疫測定に適用可能な酵素と抗体結合性タンパク質からなる融合タンパク質の設計と,生産プロセスの最適化について検討した.酵素にはヒト由来のキメラアルカリホスファターゼ(IPP)を選択し,抗体結合性タンパク質としてStaphylococcus aureus由来のprotein AおよびStreptococcus由来のprotein Gの抗体結合ドメイン(PG)を用いた.それらの遺伝子を組換えたプラスミドベクターを構築し,ヒト培養細胞に形質転換して,一過性発現によりIPPとPGの融合タンパク質を得た.得られた融合タンパク質は,ウェスタンブロッティングや免疫組織化学法において,従来型の酵素–抗体結合性タンパク質複合体と同等の性能を有していることが確認された.また,プラスミドベクターやコンストラクトの変更,ならびに宿主を付着細胞から浮遊細胞にすることで,単位培養液あたりのタンパク質収量を当初の2,600倍にまで高めることができ,実用的な固相免疫測定用分子生産プロセスを創出した.
©2007
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