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論文・著書情報
タイトル
和文:
屋内準静的MIMOチャネルにおける人体遮蔽シャドウイングモデリング手法(オーガナイズドセッション「将来の無線通信の基礎となる電波伝搬の研究」,衛星通信,電波伝搬,一般)
英文:
著者
和文:
齋藤 健太郎
, 北尾 光司郎, 今井 哲朗, 三浦 俊二, 加山 英俊.
英文:
Kentaro Saito
, 北尾 光司郎, 今井 哲朗, 三浦 俊二, 加山 英俊.
言語
Japanese
掲載誌/書名
和文:
電子情報通信学会技術研究報告. A・P, アンテナ・伝播
英文:
巻, 号, ページ
Vol. 112 No. 149
出版年月
2012年6月
出版者
和文:
一般社団法人電子情報通信学会
英文:
会議名称
和文:
英文:
開催地
和文:
英文:
アブストラクト
近年, LTEやIMT-Advanced等のMIMO伝送を用いた移動通信システムの実用化が進められている. MIMO伝送では屋内環境等のマルチパスリッチな通信環境において高い通信容量が実現でき,通信システム評価のための正確な屋内MIMOチャネルモデルが必要とされている.屋内伝搬環境では,受信機と送信機が固定である場合でも,周囲の人が動き回る事により頻繁に伝搬路が遮蔽されシャドウイングが発生する.我々は伝搬測定データよりチャネルモデルを構築する際に,クラスタ毎に人体遮蔽によるシャドウイングを推定する手法を提案してきた. 本提案では,最初に歩行者のいない静止条件での測定データからSAGE法とK-Power-Means法を用いて前提となる到来クラスタ分布を推定する.次に歩行者の存在する準静止環境での測定データにおける各クラスタのBeamformer合成電力変動からクラスタの人体遮蔽によるシャドウイングを推定する.昼食営業時間帯の食堂において3.35GHz帯伝搬測定を行い,提案手法を用いて各クラスタの人体遮蔽によるシャドウイングの推定を行った.結果,静止条件に比べ最大で5dBから15dB程度のシャドウイングが発生している事を明らかにした.また人体遮蔽によるシャドウイングによる電力変動の平均と分散はほぼ比例関係である事を明らかにした.
©2007
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