Home >

news ヘルプ

論文・著書情報


タイトル
和文:家庭菜園における収穫量と有効積算温度 
英文: 
著者
和文: 石原 昇, 伊藤 浩之, 益 一哉.  
英文: Noboru Ishihara, Hiroyuki Ito, Kazuya Masu.  
言語 Japanese 
掲載誌/書名
和文:農業情報学会2016年度年次大会 
英文: 
巻, 号, ページ         p. 個23
出版年月 2016年5月19日 
出版者
和文: 
英文: 
会議名称
和文:農業情報学会2016年度年次大会 
英文: 
開催地
和文:東京 
英文: 
公式リンク https://www.jsai.or.jp/
 
アブストラクト 有効積算温度は野菜などの作物の栽培計画や管理を行う上で有効なパラメータの1つであり,エレクトロニクス技術の進歩により誰もが容易に計測できるようになった.今回我々は家庭菜園において,気温と地温の測定を行い野菜への有効積算温度と積算収穫量との関係を明らかにした.露地菜園の地上高10 cmの気温と地下10cmの地温を10分間隔で2015年5月~11月末まで測定し,夏野菜(ミニトマト,キュウリ,ナス,ピーマン,シシトウ)の積算収穫量との関係を分析した.有効積算温度と積算収穫量が,ほぼ比例関係になると仮定すると,植物の成長が可能となる基準温度を測定データから求めることができ,直線の式で積算収穫量と積算温度の関係をモデル化できることを明らかにした.ミニトマトの場合,基準温度は10℃,最初の収穫期までの有効積算温度は650℃,モデル式の傾斜は,0.8個/℃@5株でることが分かり,次期栽培に向けた指標を得ることができた.

©2007 Tokyo Institute of Technology All rights reserved.