Home >

news ヘルプ

論文・著書情報


タイトル
和文:貯留関数パラメータの流域代表値の特定とその適用に関する一考察 
英文: 
著者
和文: 藤村和正, 井芹慶彦, 鼎信次郎, 岡田将治, 村上雅博.  
英文: Kazumasa Fujimura, Yoshihiko Iseri, Shinjiro Kanae, Shoji Okada, Masahiro Murakami.  
言語 Japanese 
掲載誌/書名
和文:水文・水資源学会研究発表会要旨集 
英文: 
巻, 号, ページ 30巻       
出版年月 2017年12月 
出版者
和文:水文・水資源学会 
英文: 
会議名称
和文:水文・水資源学会2017年度研究発表会 
英文: 
開催地
和文:北見市 
英文: 
公式リンク https://www.jstage.jst.go.jp/article/jshwr/30/0/30_37/_article/-char/ja/
 
DOI https://doi.org/10.11520/jshwr.30.0_37
アブストラクト より高い精度で洪水流量を算定し,河川整備計画や洪水時のダム管理に反映させることを念頭に置き,任意(未知)の洪水に対して適切なp値とk値の特定を試みた.早明浦ダム流域を対象とし、30年間の水文データを1986年~2000年までの校正期間(15年間)と2001年から2015年までの評価期間(15年)に区分し、それぞれ22個の対象洪水を抽出した。そして、校正期間では、p-k値を変動させて多数回の洪水流出解析を行い,Nash係数(NSE)の分布図を作成し,全対象洪水のNash係数分布図を平均化して流域代表値としての貯留関数パラメータ、p-k値を特定した。評価期間では、そのp-k値を用いて長期流出解析を行い、長期ハイドログラフから22個の対象洪水を抽出し、Nash係数により誤差評価を行った。 本研究により,Nash係数分布図を重ね合わせることにより,流域代表値としての貯留関数パラメータを表すことがでた.そして,その値を長期流出解析に適用したところ,洪水流出に対して概ね良好な再現性を得ることができた。

©2007 Tokyo Institute of Technology All rights reserved.