English
Home
各種検索
研究業績検索
論文・著書検索
( 詳細検索 )
特許検索
( 詳細検索 )
研究ハイライト検索
( 詳細検索 )
研究者検索
組織・担当から絞り込む
サポート
よくあるご質問(FAQ)
T2R2登録申請
学位論文登録について
組織単位データ出力について
(学内限定)
サポート・問合せ
T2R2について
T2R2とは?
運用指針
リーフレット
本文ファイルの公開について
関連リンク
東京科学大学
東京科学大学STARサーチ
国立情報学研究所(学術機関リポジトリ構築連携支援事業)
Home
>
ヘルプ
論文・著書情報
タイトル
和文:
組込みシステム向けFRP言語における状態依存動作のための抽象化機構
英文:
An Abstraction Mechanism for Modeling Stateful Behaviors in an FRP Language for Embedded Systems
著者
和文:
松村有倫
,
渡部卓雄
.
英文:
Arimichi Matsumura
,
Takuo Watanabe
.
言語
Japanese
掲載誌/書名
和文:
情報処理学会論文誌(プログラミング)
英文:
IPSJ Transactions on Programming (PRO)
巻, 号, ページ
Vol. 13 No. 2 pp. 1-13
出版年月
2020年4月27日
出版者
和文:
一般社団法人情報処理学会
英文:
Information Processing Society of Japan
会議名称
和文:
情報処理学会第126回プログラミング研究会(SIGPRO126)
英文:
IPSJ 126th SIGPRO Workshop (SIGPRO126)
開催地
和文:
東京
英文:
Tokyo
ファイル
公式リンク
http://id.nii.ac.jp/1001/00204379/
アブストラクト
外部からの入力に対して自身の状態を更新しながら応答を続けるリアクティブシステムの典型例として組込みシステムを挙げることができる.組込みシステムの多くは状態遷移を含み,状態に応じて振る舞いを変化させる必要があるためプログラムが複雑になる.本研究では,小規模組込みシステムを対象とした関数リアクティブプログラミング(FRP)言語であるEmfrpに対し,システムの状態に応じて計算の動的な切り替えを行うための抽象化機構を導入するswitch拡張を提案する.switch拡張は状態ごとに時変値と次に遷移する状態の計算を記述するための機構を提供し,FRPの枠組みの中で状態遷移を扱うことを可能にする.これによって状態遷移を含むリアクティブシステムを宣言的に記述することができる.小規模組込みシステムの開発はマイクロコントローラなどの計算資源が限られた環境を対象としている.このような環境ではリソースの不足による実行時エラーを防ぐため静的にメモリ消費量を見積もる必要がある.提案する手法では遷移する状態の集合を静的に限定し,動的なメモリの確保を行うことなく実行時の計算の切り替えを実現させている.switch拡張の処理系は純粋なEmfrpへの変換器として実装されている.提案する拡張によって,状態に応じて振る舞いが動的に変化するコンポーネントの記述が容易になることを例を通して示す.
©2007
Institute of Science Tokyo All rights reserved.