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論文・著書情報


タイトル
和文:低電力アドホックネットワークにおける通信中継負荷の分析 
英文:Analysis of Communication Relaying Cost in Low Energy Ad-hoc Network 
著者
和文: 宮 太地, 大島 浩太, 北口 善明, 山岡 克式.  
英文: Taichi Miya, Kohta Ohshima, Yoshiaki Kitaguchi, Katsunori Yamaoka.  
言語 Japanese 
掲載誌/書名
和文:電子情報通信学会技術研究報告 
英文:IEICE technical report 
巻, 号, ページ Vol. 119    No. 461    pp. 109-114
出版年月 2020年3月 
出版者
和文:一般社団法人 電子情報通信学会 
英文:The Institute of Electronics, Information and Communication Engineers 
会議名称
和文:情報ネットワーク (IN) 2020年3月研究会 
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開催地
和文: 
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公式リンク https://ken.ieice.org/ken/paper/20200305g1Wj/
 
アブストラクト 近年,アドホックネットワークは,IoT 分野のみならず,自動車走行支援の ITS や次世代電力網スマート グリッドに代表される CPS など,これからの社会基盤を担うであろう注目株な各技術において,積極的な活用が模索 されている. 一般的にネットワークにおける通信主体はヒトからモノへ変わりつつあり,アドホックネットワークに おいても通信遅延保証の枠組みは重要となる.昨今都市部で展開の拡大するセンサネットワーク等においては,消費 電力量に厳しい制約があり,低電力プロセッサを搭載した端末の通信中継負荷は,各通信のエンドツーエンド遅延に おいて無視できない可能性がある.アドホックネットワークで発生する通信遅延のうち,リンク遅延とノード遅延が どの程度の割合を占めているのか,実測データに基づく議論が必要である.本稿では,Raspberry Pi Zero W で構築 した OLSR ネットワークを対象として,通信中継により生じる処理遅延の計測実験を計画,実施し,途中報告として その結果の一部を掲載する.

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