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論文・著書情報
タイトル
和文:
標的配列との結合・開放エネルギー推定に基づくアンチセンス核酸の阻害活性モデルの研究
英文:
Inhibitory Activity Model of Antisense Oligonucleotide Based on Estimation of Binding and Opening Energies to Target Sequences
著者
和文:
井澤和也
,
柳澤渓甫
,
大上雅史
,
秋山泰
.
英文:
Kazuya Isawa
,
Keisuke Yanagisawa
,
Masahito Ohue
,
Yutaka Akiyama
.
言語
Japanese
掲載誌/書名
和文:
情報処理学会研究報告
英文:
SIG Technical Reports
巻, 号, ページ
Vol. 2021-BIO-65 No. 7 pp. 1-7
出版年月
2021年3月4日
出版者
和文:
英文:
会議名称
和文:
英文:
開催地
和文:
英文:
公式リンク
https://ipsj.ixsq.nii.ac.jp/ej/?action=pages_view_main&active_action=repository_view_main_item_detail&item_id=209963&item_no=1&page_id=13&block_id=8
アブストラクト
アンチセンス核酸 (ASO) 医薬品の開発では,目的の転写産物に逆相補的となるような 10-20 塩基ほどの ASO を多数設計し,高い阻害活性を持つ ASO を実験的に決定する.実験的なスクリーニングは時間的,金銭的なコストが大きいため,高い阻害活性を持つ ASO を計算機により予測することが求められている.本研究では,エネルギー推定に基づく ASO の阻害活性モデルを構築することを目的として,ASO と mRNA との結合エネルギー,mRNA の二重鎖の開放エネルギーなど様々なエネルギーを推定し,どのような値が ASO の阻害活性と高い相関を持つか検討した.遺伝子発現の抑制率と最も相関したのは ASO と mRNA の結合エネルギーであった.また,ASO と mRNA の結合が強くても,mRNA 上の結合部位があらかじめ強固に二次構造を形成している場合には,阻害活性が低下することが示唆された.
©2007
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