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論文・著書情報


タイトル
和文:災害復旧期における情報の不確実性を考慮した在庫配送計画モデルの提案 
英文:INVENTORY DISTRIBUTION MODEL FOR RELIEF SUPPLY CONSIDERING INFORMATION UNCERTAINTY AFTER A MAJOR DISASTER 
著者
和文: 河瀬理貴, 浦田淳司, 井料隆雅.  
英文: Riki Kawase, Junji Urata, Takamasa Iryo.  
言語 Japanese 
掲載誌/書名
和文:第57回土木計画学研究発表会・講演集 
英文: 
巻, 号, ページ        
出版年月 2018年6月10日 
出版者
和文:公益社団法人 土木学会 
英文:Japan Society of Civil Engineers 
会議名称
和文:第57回土木計画学研究発表会 
英文:The 57th Infrastructure Planning Conference 
開催地
和文:東京 
英文:Tokyo 
ファイル
公式リンク http://library.jsce.or.jp/jsce/open/00039/201806_no57/57-54-05.pdf
 
アブストラクト 熊本地震では,従来のプル型支援に加えて,災害対策基本法改正で新たに導入されたプッシュ型支援による支援物資供給が初めて実施された.これにより被災地内の物資調達不足は解消されたものの,ラストワンマイル輸送がボトルネックとなり,タイムリーな物資供給は実現しなかった.ロジスティクスの観点からは,現行の物資供給システムの改善が指摘されており,末端まで考えた全体最適な輸送体制を整備することは不可欠である.本研究では,最適な供給システムの算出を可能とするためにプッシュ・プル型の輸送体制を前提とした在庫配送計画モデルを構築する.具体的には,需要不足に対するペナルティコスト及び在庫コストを目的関数とす る遅れを含む確率的最適制御理論を用いる.さらに情報の伝達を含めたサプライ・チェイン(SC:Supply Chain)を想定し,プッシュ・プル型を模した在庫配送計画モデルを提案する.これにより,情報の不確実性及びそれを増長させる情報伝達の遅れを考慮した最適な配送計画を算出できる.最後に数値計算により,システムの定量評価を行う.

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