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論文・著書情報


タイトル
和文:IoTコンピューティングデバイスを用いた低コストな無線LAN環境計測システム 
英文:A Wireless LAN Measurement System Using Low-Cost IoT Computing Devices 
著者
和文: 石原 知洋, 北口 善明, 阿部 博, 金子 直矢.  
英文: Tomohiro Ishihawa, Yoshiaki Kitaguchi, Hiroshi Abe, Naoya Kaneko.  
言語 Japanese 
掲載誌/書名
和文:情報処理学会論文誌デジタルプラクティス(TDP) 
英文: 
巻, 号, ページ Vol. 2    No. 3    pp. 1-10
出版年月 2021年6月 
出版者
和文:一般社団法人 情報処理学会 
英文:Information Processing Society of Japan 
会議名称
和文: 
英文: 
開催地
和文: 
英文: 
公式リンク http://id.nii.ac.jp/1001/00212074/
 
アブストラクト 現在,学校において感染症対策の要請から様々な形態の授業が行われている.たとえば従来どおりの対面授業や,オンライン講義であったり,オンラインと対面を同時に行うハイブリッド型の授業などである.そのような様々な授業が混合して実施されている場合,キャンパス内の教室で無線LANを使用してオンライン講義を受ける状況が存在する.複数の学生が持ち込んだ端末により教室で同時にオンラインの講義を受講する場合には,その場所の無線LANインフラに十分なキャパシティが必要となる.しかし,一般的にキャンパスの無線LAN整備においては,キャパシティ設計は機器のカタログスペックや電波シミュレーションを元に行われ,実際に多数の学生が同時接続をした場合に,十分なクオリティで通信を行うことができるかは未知数である場合が多い.しかしながら,実環境において,想定する使用形態で無線LANが問題なく使えるか調査を行うためには,実際に多数の端末を用意するか,高価な計測機械や業者によるフィールドテストが必要であり,高コストである.そこで,低いコストで実環境での無線LAN環境の評価を行うため,安価なIoTコンピューティングデバイスを計測デバイスとして採用した,多数の無線クライアント接続による無線LAN環境の評価を行う計測システムを開発した.本システムにより,無線LAN環境に対し,コストを抑えつつ実環境に近い状態での計測が可能となった.

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