実環境応用へのMECのマルチジョブ棄却率最適制御閾値補正

湯田 孟; 北口 善明; 山岡 克式

論文・著書情報

タイトル

和文:	実環境応用へのMECのマルチジョブ棄却率最適制御閾値補正
英文:	Threshold Correction of Multi-Job Rejection Rate Optimal Control Method of MEC for Real Environment Application

著者

和文:	湯田孟, 北口善明, 山岡克式.
英文:	Hajime Yuda, Yoshiaki Kitaguchi, Katsunori Yamaoka.

言語

Japanese

掲載誌/書名

和文:	電子情報通信学会技術研究報告
英文:	IEICE technical report

巻, 号, ページ

Vol. 121 No. 434 pp. 49-54

出版年月

2022年3月

出版者

和文:	一般社団法人電子情報通信学会
英文:	The Institute of Electronics, Information and Communication Engineers

会議名称

和文:	情報ネットワーク (IN) 2022年3月研究会
英文:

開催地

和文:
英文:

公式リンク

https://ken.ieice.org/ken/paper/20220311hCJq/

アブストラクト

MEC において，エッジサーバにジョブの処理要求が集中することで，処理時間が増加したり，エッジサーバでのジョブの棄却率が増加する恐れがある.そこで，ジョブをリアルタイムジョブと非リアルタイムジョブに大別し，リアルタイムジョブのシステムが要求する棄却率を満たし，かつ非リアルタイムジョブの棄却率を最小にする，閾値を用いたマルチジョブ棄却率最適制御方式が提案されている.しかし，本方式における非リアルタイムジョブの平均処理時間の低減効果は示されていない.そこで，本稿では，計算機シミュレーションを行い，その低減効果の検証を行った.その結果，いずれの環境においても本方式は概ね最適な性能が得られたが，一部の環境においてはリアルタイムジョブの要求棄却率を満たさないことから，実用的には誤差を考慮した閾値補正の必要性があることを示した.

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