English
Home
各種検索
研究業績検索
論文・著書検索
( 詳細検索 )
特許検索
( 詳細検索 )
研究ハイライト検索
( 詳細検索 )
研究者検索
組織・担当から絞り込む
サポート
よくあるご質問(FAQ)
T2R2登録申請
学位論文登録について
組織単位データ出力について
(学内限定)
サポート・問合せ
T2R2について
T2R2とは?
運用指針
リーフレット
本文ファイルの公開について
関連リンク
東京科学大学
東京科学大学STARサーチ
国立情報学研究所(学術機関リポジトリ構築連携支援事業)
Home
>
ヘルプ
論文・著書情報
タイトル
和文:
機関投資家の制度的背景と企業のESG活動:クロスカントリー分析
英文:
著者
和文:
藍口 梨里花
,
池田直史
,
井上光太郎
.
英文:
Ririka Aiguchi
,
Naoshi Ikeda
,
Kotaro Inoue
.
言語
Japanese
掲載誌/書名
和文:
現代ファイナンス
英文:
巻, 号, ページ
Vol. 46 pp. 1-21
出版年月
2023年10月31日
出版者
和文:
日本ファイナンス学会
英文:
会議名称
和文:
英文:
開催地
和文:
英文:
DOI
https://doi.org/10.24487/gendaifinance.460002
アブストラクト
本稿では,機関投資家の受託者責任の認識が法体系で異なることから,環境・社会側面を配慮するESG投資を通した企業への効果が,機関投資家所在国の法体系で水準に差が生じるかを検証した.具体的には,アメリカ・日本・フランス・ドイツ・イギリスの5か国の主要企業を対象に,各企業に投資する機関投資家の所在国85ヵ国の法体系に基づき,機関投資家の持株比率を集計した.そして,外国機関投資家,国内機関投資家それぞれから投資先企業のESG活動への働きかけを検証した.本稿の結果は,機関投資家の所在国85か国の法の起源が各国に個別の他の要因と相関している可能性を否定できない点で留意点はあるが,シビルロー体系国の機関投資家は企業の環境・社会配慮活動に対し働きかけ,コモンロー体系国の機関投資家はそうした働きかけが確認できないことを示す.これは機関投資家がそれぞれの固有の制度的背景に基づき,企業のESG活動に影響を持つことを示唆する.
©2007
Institute of Science Tokyo All rights reserved.