ロケットターボポンプインデューサの液体窒素キャビテーションの可視化

伊藤優; 角田篤洋; 長崎孝夫

論文・著書情報

タイトル

和文:	ロケットターボポンプインデューサの液体窒素キャビテーションの可視化
英文:	Visualization on liquid nitrogen cavitation around a rocket turbopump inducer

著者

和文:	伊藤優, 角田篤洋, 長崎孝夫.
英文:	Yu Ito, Atsuhiro Tsunoda, TAKAO NAGASAKI.

言語

Japanese

掲載誌/書名

和文:	可視化情報シンポジウム2013論文集
英文:	Proceedings of Visualization Symposium 2013

巻, 号, ページ

出版年月

2013年7月16日

出版者

和文:	可視化情報学会
英文:	The Visualization Society of Japan

会議名称

和文:	可視化情報シンポジウム2013
英文:	Visualization Symposium 2013

開催地

和文:	東京都新宿区
英文:	Tokyo

アブストラクト

ロケットターボポンプインデューサに発生するキャビテーションは、翼に付着しインデューサと伴に回転する翼端渦キャビテーション、翼端渦と翼ティップ漏れ流れの干渉で発生する逆流キャビテーション、隣接翼に遷移しながらインデューサと異なる回転数で回転する旋回キャビテーション、管路系との共振によりキャビテーションサイズが周期的に変動するキャビテーションサージなど様々なものが観察されることが、多くの研究者により報告されており、可視化が重要である。さらに、常温水と、ロケット推進剤である極低温流体（液体酸素・水素）では、発生するキャビテーションの違いが指摘されている（熱力学的効果）。ゆえに、極低温流体のキャビテーションの可視化が望まれるが、実験の技術的な困難さから２例しか報告がなかった。そこで、世界初となる水と極低温流体中のインデューサ周りに発生するキャビテーションを同一装置で可視化できる装置を開発した。

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